デンティストKの馬耳東風

カテゴリ: 論語

昨日たまたま見つけて購入しました。
「日本人は永遠に中国人を理解できない」
著者は孔子第75代直系子孫とのこと。



日本人は水のようで中国人は油のようで
見た目は似ているが、絶対に溶け合わないとのこと。

なるほどなるほどと読み進めると
付き合うならお互いここまで理解しておきなさいという感じですかなー。

なんか納得って感じで面白いっす。

「人知らずしてうらみず、また君子ならずや」
人が才能や志を理解してくれなくても恨んだりしない、それが君子というものではないか。

この類の言葉は論語に何回も出て来るそうで、もしかしたら孔子は自らを戒めながらも、自分の才能が理解されないのを嘆いているのではないかという見方もあるようです。

そう考えると前出の「徳は孤ならず」も、現実的には「徳は孤なり」とさえ言えるような世の中のあり様で、わざわざ「徳は孤ならず」と言っておかなければならないほどだったとも考えられるのではないでしょうか。

孔子自身も晩年は不遇だったようです。

しかしその後今日までを考えれば孔子は世界の三聖とされるまで理解者が現れたことでもあり、やっぱし「徳は孤ならず」ですなー。

徳孤ならず、必ず隣あり。とは孔子のお言葉ですが、

世の中見回してみますとどうも

邪孤ならず、必ず多隣ありって感じですかねー。

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