大河ドラマで人気を博している「天地人」ですが、三国志の中にも出てきます。

「吉川三国志」では、曹操が悪逆非道の暴政を行う董卓を打つ義勇軍を募るために檄を飛ばすのですが、その部分に「覇業を成すものは、常に三つのものに恵まれているという。天の時と、地の利と、人である。」とあります。曹操はまさにのっていたのでしょうなー、たいした大軍が編成されます。

しかし董卓は悪いやつで、旗色が悪くなると都である洛陽を焼き払い長安に遷都。財宝から住民まで強制移動するなんてローマの暴君にも匹敵しますなー。絶大な権力って良くないねー。

義勇軍は義勇軍で内輪もめなどもあり、曹操はすぐさま追撃をかけたが逆に大敗してしまい、曹操自身かろうじて九死に一生得ることになる。


ところで「天地人」は孟子が「天の時は地の利に如かず。地の利は人の和に如かず。」と言っているようなのでこっちの方が元ですかね。

上杉謙信は「天の時、地の利に叶い、人の和とも整いたる・・・・ この三事整うにおいては、弓矢も起こるべからず、敵対する者もなし。」と言っているようです。

「孫子」にも記載があるようなので広辞苑を引いてみたところ、エエー!!!「(前略)実は三国の魏の曹操の編と思われる。」とあるではありませんか。知りませんでした。意外や意外。曹操って偉いのねー。

謙信はむしろ「孫子」に精通していたのではないかしら。とすると謙信の言葉も元をたどれば「孫子」そして魏の曹操に行き着くのかも知れませんなー。いやよかよか。