今年から注目されたこの貴重なシルバーウィークは諸事情により怠慢にもほとんど家で過ごしてます。若干余裕で時間があるというのは、ある意味うれしいような、ちょっと寂しいような。

 昨年北方謙三「水滸伝」を読んでから歴史小説に興味を持ち、今度は正統派からと思い吉川英治の「三国志」に挑んでます。大変面白いのですが、読めない漢字はとばして読んでいるので、どれくらい理解できているのか我ながら分かりません。難しい漢字が多いんですよねー。

 主人公の劉備玄徳は、身長七尺五寸(約173cm)、腕は直立したまま膝の下まで届くほど長く、耳は肩まで垂れて鏡なしで自分の耳を見ることができたと言われていますが、これがなかなか想像しにくい。数百年人気を博してきた「三国志演義」の英雄はちょっと変わった風貌のお方なんですねー。

 しかも乗馬や闘犬、音楽を好み、見栄えがある服装で身を包み男伊達を気取り豪侠と好んで交わりを結んでいた(Wikipedia)ようで、おしゃれでもあったようですな。